ヒマなので、映画三昧な日々。今日は横須賀で「アメリカン・ギャングスター」。久しぶりのアメリカ映画である。さすがはリドリー・スコット、安心して楽しめ、1200円が無駄にならないできばえである。
しかし、私にとっての見所は別にあった。時代背景はベトナム戦争真っ盛りの60年代から70年代にかけて。麻薬王自ら買い付けのためにバンコクを訪れるのだが、当時を再現したシーンがとても興味深かった。短いシーンだったがヤワラー(バンコクの中華街)でもしっかりロケをしたようだし。タイで麻薬を買い付けて、のし上がっていくところはジョン・ローンの「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」の黒人バージョンのようにもみえる。