いつまでもこんなくだらない騒動に時間を取られたくないので、幕引きに向けて動く。
ウチの向かいがコンビニのAmpm。落書きされたのはウチの塀だけではなく、コンビニ前にあるブロックにも同時にやられている。ただし、このブロックはAmpmのものではなく、県の所有物である。
落書きは放置しておくとまたやられるらしいので、消すなら同時にしないと意味がない。そこで責任回避ばかりするAmpmの本部に連絡し、県に対して消すための働きかけをして欲しい旨を伝える。「それくらいはできるよね?」と言い添えて。
うんともすんとも動かぬAmpmと比べて県の動きは非常に早かった。しかもペンキで上塗りするのではなく消すための魔法の薬を持参していたのだ。
そこでウチのも消してもらえないか、と頼んだところ快く、素早く処理をしてくれた。この労をねぎらわず何としようか。そこで、「お疲れ様」と暖かい缶コーヒーを差し出したところ「受け取れないのです。もらって給料が下がった人がいますので」だとさ。ワイロじゃないんだから、もらってくれてもいいのに・・・、役人の鏡か??防衛省の守屋さんもみならわないとね。
ちなみにこの作業中にAmpmのスタッフが出てきて挨拶をすることはなかった。おそらくクールでやり手の店舗指導員の指示によるものと思われるが。
どう?目立たなくなったでしょ?!
元ヤンキーの知り合いによると、あまりにきれいにしちゃうとまた書きたくなるそうで。これくらいがほどほどでよろしいのでは?
そして、完成した被害届に目を通し拇印を押す。もちろん「9年の間のいつかに行われたらしい」と明記してある。
さて、ここでこのお巡りさんから聞いた余談を一つ。
原付バイクでパトロールしている彼は、逃走する犯罪者を見つけても時速30kmで走ることしか認められておらず、パトカーの応援要請をするまで、だそう。
なんとも間抜けな話。マジ??なんて思ってしまった。
そして、今後に向けて、残った謎??
今後、また落書きがないとも知れず。何かしらの防犯をせねばと思って現場に立ってみた。するとそこに灯のついていない街灯がある。もし、これがついていれば多少の防犯効果があるだろうと、市役所にTELを入れる。しかし、それは市のものではなく、さらに県のものでもなく、自治会のものでもなく、所有者が不明だという。(街灯の種類によって管轄がちがうのね。さすがお役所!)電源は電柱からとっているので東京電力に問い合わせ中である。果たして、この街灯誰のもの??もっともこの街灯がついているのを見た記憶はないのだが・・・
こうしてアホくさい犯罪に巻き込まれた日々に幕引きがされた。(ハズ!)おかげさまでベト行きが目の前に迫っているのに、まだ準備には何も手をつけられずにいた。
そんな最悪の気分をすっきりさせてくれたのが今日の天気。夕方、空には厚く黒い雲。しかし、夕日が差し込んでいる。これは写真を撮らねば!と出かけてみる。やがて雨が降り出すが、日は差したまま。そんな信じられないようなお天気ショーが美しい光景を作り出した。
お陰様で明後日には気持ちよくベトへ行けそうだ。