コンデジを持たせてタイ・ラオスの旅行に出かけていたのだが、旅の途中から「一眼で撮りたい!」と言ってくるようになった。しかし、仕事で使っている5D MARK IIを予備機といえども子供に使わせるのはちょっとイヤだったので、「日本に帰ってからでも、一眼で撮りたいって思うんだったら貸してあげてもいいよ」と言っておいた。
そして帰国後、どうせそんなこと忘れているだろうと思ったらしっかり覚えてる。じゃあ約束は約束だ、ということで親子カメラ散歩実施してみた。
貸し与えたカメラはEOS40D、レンズはシグマ20mmf1.8(35mm換算で32mm)。息子も10歳、子供だからって師匠がプロなんだからフルオートで押しただけピントも露出もバッチリ!なんて設定では使わせない。レンズは単焦点、AFは親指でスタート/ストップ、露出はマニュアル。まるで写真学校の生徒がニコンFM2を使うような感じ。なるほど、基本を教えようとするとあのカメラに行き着くのはよくわかる。
まずは師匠の一枚
そして、弟子の一枚
とりあえず露出は合っているし、水平も出ている。日の丸構図なのは真ん中の測距点しか教えていないからか。
好奇心旺盛なお年頃だからなのか、撮るわ、撮るわ、総カット数は455枚。つまらん写真が多いのはいうまでもないが、
1/8000秒で撮ってみたよ!とかいうので、一枚ずつシャッタースピードを変えて撮ってみて、教えると
段階露光して、露出のお勉強にもなったりする。
なんだかんだと教えることはいくらでもあるが、まだ一日目で、息子の好奇心がいつまで続くかもわからん。やる気のある限りお父さんはいつもで教えてあげるよ。とは思っているが・・・
本日の弟子のベストショット。題して「激突!」
さて、次の親子カメラ散歩はいつだろう?
撮影データ
師匠 EOS 5D MARK II EF28mmf1.8
弟子 EOS 40D シグマ20mmf1.8(35mm換算32mm)
共にレンズ一本勝負