残念ながらホイアンは、一部の例外を除いてメシが美味いところではない。押し寄せる観光客に群がるメシ屋は雨後の竹の子のごとく乱立しているが、それが絶品ということはまずない。そして、一度は観光客に押し出された形のローカルのめし屋は、見事復活を遂げ朝昼晩と屋台が建ち並び、それはそれで便利で眺め的にも壮観。がしかし、なんでだか、カオラウ・コムガー・ミークアンが三種の神器とばかりに、そればっかりという状態。ビンザンを食べたいと思って、ローカルエリアをさまようが発見できず。なんでこうなっちゃったのかなと嘆くのは20年前からホイアンを知っている私だけか。普通の観光客にとっては、それなりに食事も楽しめるところかもしれないが・・・
ホイアン名物といわれているコム・ガー(チキンライス)路上でサクッと食べられるので、よくお世話にはなるが、シンガポールの方がおいしい。
これもホイアン名物のカオラウ。私の知る限りおいしい店はホイアンに一軒しかない。
ブン・カリー(カレー風味のブン)テト&ガイジンプライスで5万ドン。味は失格。
日本でなぜかもてはやされているバインミー。あんまり好んで食べていなかったが、今回は意識して食べるようにしてみた。パンはサイゴンとは違ってもちもちして、こっちの方がおいしいらしい。
フーティウという名前がついているが、どう見てもホイアン風のフォー。まあまあの味だが、なんでコレがフーティウのなの?と思いながら食べたのでイマイチ評価は低くなる。
サトウキビジュース。氷が溶け出す前にサクッと飲み干すのが、ベスト。ハズレはあまりない。
もしかして、ホイアンNo.1フードはこれか?っていうくらいのアタリ。もちっとした独特の食感のベトコーンと辛みの効いたヌックトゥォンダレがベストマッチ。
カプチーノ。ホイアンのガイジンカフェでは、この手の「ガイジンが喜ぶだろうメニュー」に出会うことが多々ある。
Googleカフェという名のローカルカフェで。砂糖なしのアイスコーヒーは、一口目に苦さで吹っ飛ぶことが多いのだが、ここのは絶妙な苦さ。意識して作ってたら、すごいことだと思う。
隣町・ダナンの名物、ミークアン。すっかりホイアンの定番メニューになってしまったが、ホントに美味いのを食べたかったら、ダナンまで行くべし。
ブン・リウ。南にも、北にもそれぞれのスタイルのブン・リウがあるけど、ホイアンでは始めて食べた。かなりいけるかも。
在住日本人に忌み嫌われるバインチュン&バインテット。非常食として買ったけど、相変わらずのまずさ。「おいしいの食べたことないでしょ!」とかいわれるけど、最上級のバインチュンを食べたいという欲求はわかない。ベトナムにおいて、月餅と一二を争うワーストフードである。
以上