鶴ヶ岡会館の廃業ネタで、そこで式を挙げた友人からのコメントが入ったのでついでに我々夫婦が結婚式後に行った両家のお食事会の会場となった好々亭を紹介しておこう。
北鎌倉の好々亭の入り口はこのトンネル。横須賀線の車窓からお馴染みの風景である。このトンネルをくぐった先に純和風のその店はあった。
しかし、今では廃業してしまい、建物もなくタダの空き地なって放置されている。結婚したのは13年ほど前のこと。かなり奮発したコース料理を選んだはずで、味も雰囲気も良かったというように記憶している。老舗としていつまでも営業を続けるだろうと思っていたのに、二人にとって記念の店がなくなってしまうのは、ちょっと悲しい。
そしていま、開発問題でこの周辺は揺れているらしい。好々亭の廃業と開発は無関係らしいが、トンネルをコンクリートで埋めるとか、理解しがたい情報がネット上で探せる。開発業者は鎌倉の景観をどう思っているのか、金になればそれでいいというのだろうか?
ちょっと話が逸れてしまいそうだが、私はいつまでも変わらない鎌倉というのを望んでいる。でもそれは街の活気を削いでしまう「停滞」ではない。